観音寺まち歩きガイド
街歩きエリア
①福弥蒲鉾
ふくやかまぼこ
福弥蒲鉾(ふくやかまぼこ)は、明治43年創業の老舗蒲鉾店です。主に瀬戸内海中央部の燧灘(ひうちなだ)で捕れた新鮮な魚介類と選び抜かれた良質なすり身を使用し天ぷら・ちくわなどを製造・販売しています。特にえび天やロメインレタス天が地元の方はもちろん、県外の方へのお土産としても人気があり、2018年には観音寺ブラン ド認証品として選ばれました。上質の素材を使い、伝統の製法によってその味を守り続けています。

+GUIDE 伊吹島
いぶきじま
伊吹島(いぶきじま)は、観音寺港沖約10km、燧灘のほぼ中央に浮かぶ周囲6.2km、面積1.05平方kmの香川県最西端の小さな島。讃岐うどんの出汁に欠かせない煮干しいりこ。そのいりこの中でも最高とされる「伊吹いりこ」は地域団体商標に登録された地域ブランドとなっています。

②伊能忠敬宿泊地跡
いのうただたかしゅくはくちあと
淡路島沿岸及び四国沿岸を時計回りに測って江戸に帰着した第6次測量時の日記、「第6次伊能忠敬測量伊能忠敬測量日記13巻(文化5年8月2日~文化6年1月19日)」によると、1808年10月31日(旧暦9月12日)の宿泊場所として本陣 横山治右衛門、別宿 伊予屋清七との記載があり、ここがその場所にあたります。

③豊浦商店
とようらしょうてん
満久屋豊浦商店(まくや とようらしょうてん)は、明治10年創業のえびせんべいの老舗店です。看板商品の「あいむす焼 」は、瀬戸内海は燧灘(ひうちなだ)でとれた新鮮なえびだけを材料に使い蒸し焼きにしており、えび自体の素材が良いのでとても上品な風味と味がひきだされています。一枚一枚手焼きで無添加、無配合なのでそのまま食べても美味しいですが鍋料理やすき焼きの具としても楽しめるのでおすすめです。

+GUIDE 専念寺
こばやしいっさくひ/せんねんじ
専念寺(せんねんじ)の境内には、小林一茶の句碑があります。山崎宗鑑が庵を結んで以来、この地に多くの俳人が訪れました。小林一茶もその一人で、同じ門人だった専念寺の住職 性誉和尚(俳号五梅)を頼り、たびたびこの寺に滞在しています。ある正月に一茶がこの地で「元日や さらに旅宿と おもほえず」という句を詠んでおり、句意は「この宿ではいつもよいおもてなしを受けたので、旅の宿とも思えない気がする」というもので、この句を昭和12 年頃、地元俳人たちが一茶の自筆を模写し牌に刻んでいます。

④三架橋
さんかばし
3つのアーチが美しい三架橋は「日本百名橋」に選ばれている、市内で最も美しい橋です。長さ93m、幅員6mのアーチ橋で、財田川の下流にあります。
三架橋の歴史は古く、1829年にこの橋が存在していたことが分かっており、現在の橋は昭和10年にできたそうです。初期の三架橋は丸木の寄せ造りで、「参賀橋」と呼ばれていました。橋を渡って、「琴弾八幡宮」に’参賀’するということでこの名がつけられたそうです。夕陽、夜のライトアップなど三架橋は綺麗で皆さんの期待を裏切りません!
